和歌山北部・野池減少の実態?
和歌山北部、つまり泉南との県境だが、ここら辺りには山間に野池が多数存在する。それは道路に面していたり、道から見える程で、早い話がたくさん存在している。
しかし、それらの池がある地帯を通り抜ける時や、休日の朝釣りの帰りに池の近くを通りかかると、道路脇に車が沢山止まっている池をいくつか見かける。つまり、釣り目的で来ているという事である。なぜなら、和歌山ナンバーはもちろん、県境を越えて和泉・なにわナンバーの車も非常に多いので察しが、メーカーのステッカーを貼りまくっているから良く目立つのだ。
しかし、今年の春になって頻繁に通るようになって気付いた事だが、よく車が止まっていた池がひっそりとしていて、「釣り禁止」・「立ち入りを禁ずる」と大きく書かれた立て札が目に付くようになった。
自分としては別に驚く事は無く、以前より路上駐車や諸問題で遅かれ早かれこうなる事は予測はできていたのだが、去年と比べて立ち入り禁止の池が急激に増えた事には少し考えた。余程池の主はたまりかねたのか?深刻だったのか?と自分でも想像はつかなかったのだが、ある光景を見て納得してしまった。
それは、道路から良く見える既に立ち入り禁止となっている池に釣り人が数人平然と釣りをしているのだ。しかも近寄って車を確認すると大阪方面ナンバーはともかく、和歌山ナンバーも混じっている。キャンピングカーを横付けしている時もあった。
いい大人が目の前にある看板の文字が読めないのか?という疑問を抱くよりも先に呆れてしまった。こんな有様では池を次々に封鎖されるのは当たり前だと思った。
ともかく、これで和歌山北部の野池群はお仕舞いだと思った。立ち入り禁止を無視するこんな連中に注意を促すのは無駄だから、モラルの無い低俗な姿を見せる位ならいっそ、一帯へ立ち入る事が不可能にしてしまうか立ち入る必要のないようにされてしまえと心から願った。
僕としては、そこまで強硬な手段を使ってまでバスを釣りたいとは思わないが・・・。
それと同時に、和歌山の人間の管理面でのずさんさや甘さにも腹が立った。
立ち入られるのが嫌なら、もっと明確な意思表示をするか徹底しろよ!
と、
人通りの多い所へ垣根の無い家を建てるのと同じ様な気がした。
とにかく、一時は野池天国のように言われた和歌山も崩壊手前だと言う事が良くわかりました。