働き出して分かった事

 学生から社会人になると、違う所で視野が広がる事が多かったです。仕事の内容別として、今春から和歌山の中央卸売市場で鮮魚の卸売り販売に携わり始めて、いち従業員であり社会人として感じた事を幾つか・・・。

 とりあえず、僕は就職できた訳ですが、新社会人はこれで安心していてはならないという事です。どういう事かと言いますと、働き始めて世の中がどれだけ不況であるかを思い知らされました。自分が就職できた事だけで不況なんか関係ないという考えは間違っているのです。では、何を見てそう思ったのかといいますと、

1.売り手と買い手:売る方は売らないと仕事になりません。自分達は地元の魚屋やスーパー・企業で販売される魚を売る訳ですが、仲買や業者側としては消費低迷の現在に無駄の無い、良い品と低コストが基本ですから、買い方が渋くて購入促進が難しいという事です。時間がたてば魚は傷んで買ってくれないし、買ってくれないと在庫が残って、こちらが大赤字なのです。

2.会社事情:市場内に鮮魚を扱う会社は2社ありますが、毎日競りの状況において隣と比較すると、商品や人員等の総合的な規模では勝っているものの、どうも隣側での商品の流れが良くて、在庫や余剰が無いように見えるのです。これは、買い手にとっても目に見えるもので、イメージとしてはかなり悪いです。

3.相場の重要さと世相:勤務地が市場であるだけに、取引における相場は重要です。これで売り買いのバランスが変わるのですから、コワイです。更に相場を買えるのが社会状況です。雪印事件で食品の衛生が問われて食肉産業が痛手を被った様に、魚も何かの影響を受けるがあります。例で言えば水俣もんだいとかですね。しかも2002年4月現在では、日本海側で重油流出事件が起きています。こういう事があれば、魚にも影響が来ます。つか、中学社会の日本地図とかに、日本近海一帯は工業排水や廃油等で油汚染にまみれているという資料があるから、いくら新鮮な魚と言ってもいつどこでやばい問題が勃発するか分からないですけどね。それ以前に競りに出されてる魚の扱いを見て、魚を食べる気は減退しましたけどね。(汗

 と、働き出して新たに多くの事を知ることができました。少しは社会の一部として溶け込めた気がしますが、

これらの事は、間違っても会社の人間や上司に報告できねぇよ!!

 僕の立場が一層危うくなる…。

 つまり、知ってしまったのは、「見てはいけない」モノ達だったのです(汗

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