追われ行く釣り人

 先日、僕の個人的な取材に応じて下さった(畑にいた所を押し掛けて聞いた)地元の方(農家のオッサン:池の関係者らしい人)に「池を閉鎖した理由をお聞かせ下さい」とお話をお伺いした所、「この池は田畑と住宅地が隣接しており、違法駐車(県外ナンバーですぐに判別)・車や人の騒音・ゴミ・ルアーが電線に引っかかる」等で釣り禁止になったそうである。畑に踏み込んだ二人組を引っ捕らえて尋問したところ、「神戸」と聞いて怒るどころか「こんな小さな池になんでわざわざ和歌山まで来るんか?んでゴミしていきよる。」と呆れかけたそうである。この後はこのオッサンがヒートアップしてしまい、自分に「今の若い奴はおかしいわ。すんのやったら紀ノ川かどっか行けばええんやしょ。お前も大阪から来たんか?んであんな釣りすんのかえ?」等と説教臭くなってきたので話をはぐらかせて退散。確かに、ここまで付近住民にまで迷惑かけてれば地元の人はこんな反応をしても当たり前だと納得。

 しかし、聞いてりゃ気持ちいい事言わぬオッサンやったな・・・。話を聞く相手を間違えたわ。

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