研究・生態系

 できれば、今年中にやって見ようと思った実験の全貌である。

目的:琵琶湖におけるブラックバス・ブルーギル等外来種の駆除の取り組みを参考に、野池を小規模モデルに使い、池の食物連鎖から排除し、その後の池の生態から琵琶湖との比較・シミュレーションしてみる。

対象:ブラックバス・ブルーギル等外来種

実験場所:当水利組合管理下にある小型農業用水池

実行期間:9月〜寒くなるまで(狙いは繁殖期を外す事にある

目標:現在池の状況図より捕食中〜上レベルに位置する外来種を取り除き、来春の調査で生態系に変化が起きるかを探る

頂点:捕食レベル(鳥・人)
捕食上層:成魚レベル
捕食中層:成魚未満レベル
捕食最下層:稚魚・小魚レベル
下層:虫・小生物
最下層:プランクトン・微生物レベル

行動内容:餌釣りによって釣る度に駆除 一定期間限定で釣れる限りの外来種を駆除 来春に再調査 尚、実験調査である為に釣りと駆除作業は人工的が望ましい。

推測:この実験で在来種の変動と生態系の混乱が小さければ、琵琶湖における外来種駆除は効果的であると推測できる。

疑問・問題点:捕食者の喪失による食物連鎖の関係レベルが未想定である事