釣り日記 リバイバル版

※この釣行記は、当時の記憶を元に再編集されたものです。したがって、管理人の一方的な記憶を辿って再編集されている為、関係した方達の視点からの記録は無視されております。あらかじめ御了承下さい。

2000年 12月

12月24日(日)

 早朝よりマニーもりた師匠と一緒に紀ノ川・青岸周辺へスズキを狙いに出かけました。

 雰囲気的には釣れてもおかしくは無い状況でしたが、全く魚は釣れません。何とかして釣ろうと必死になっていて、周りの状況が全く見えていなくなっていた頃、師匠がとんでもない事になっていたのです。

 最初は、師匠がテトラブロックの間を飛び回っては細かくポイントを探っていた所までを見ていたのですが、自分が釣りに熱中していて回りが見えていなかった時に、師匠はテトラに空いた穴へ落ちていたのです!

 僕が師匠が近くから居なくなっている事に気付いて探し始めた時には、既に穴から這い出て来ていて、腕の擦り傷を治療しているところでした。切れた部分をアロンアルファで塞いでいた光景は、今でも覚えています。

 その、テトラに空いていた「穴」というのは、品質検査の為に開ける穴で、直径50センチほどもありました。

 そうそうあるものじゃないテトラ(しかも、検査用の穴)にはまるなんて、信じられないけど、あえてここは「さすが、師匠!」と言って締め括っておきたいと思います。

12月17日(金)

 当時、相互リンクサイトで交流のあった、「黒鱒極道」の管理人である、メビウス君が主催した、「第一回黒鱒極道釣戯大会」に参加してきました。

 家を午前3時に出て、大阪市内でサターン君を乗せて、…って、あれ!?この時期、既にサターン君は僕と一緒に行動してる!?うーん、多分、この時が初めて一緒に釣りに出かけた上に、イベントらしいイベントに参加した時でもあったのかな?とにかく、サターン君と一緒に集合場所へ向かいました。集合場所へ辿り着くまで、何度も道に迷った気がしますなぁ〜。

 で、命を落とす事無く、集合場所に到着。前日に思いっきり冷え込んだからか?それとも当日の天気が悪かったのか?集まったのは主催者であるメビウス君・TAKEさん・KAZUさん・僕とサターン君の5人でした。来る前には、もっと集まると聞いていただけに、初めて会う人も居るだろうと思っていて、少し残念でした。

 それでも、集まったメンバーで楽しく元気に釣りを開始!さすがに、寒さを吹き飛ばす!等という訳には行きませんでしたが。(笑

 開始早々に、川(名前はもう覚えていません)の護岸沿いを丁寧に探っていたサターン君に魚がヒット!ブルブルと震えるような真冬だというのに、見事なもので…。彼が釣り上げたのは、推定30〜33センチのバスでした。お見事!

 その後、しばらく釣れない時間が続くと、みんな一箇所に集まりだしていました。そんな折にメビウス君がフェザージグ(どんな仕掛けなのか、僕は今も分かっていません)でニゴイを釣り、続けてフライを使って見えギルを釣りました。「目の前に、連れる魚がおったら、遠慮なく釣る!」それが、彼のポリシーだそうです。(笑

 しかし、全体的に見れば、狙っている筈のバスは全く釣れていません。とりあえず、お昼にしながら暖を取る事になりました。勿論、食事中はみんなで釣りの事で熱く盛り上がりました。入った中華料理屋(だったと思う)から出るのが惜しいと思いましたから★

 暖かい室内を飛び出して、釣りを再開。午後からは釣り場を細かく変えながら釣りを続けるけども、結果は出ない。無情にも時間だけが経過して行く有様で。体力も続かない。そこで、メビウス君が"最後の砦"と呼ぶ青野ダムへ行く事になりました。

 今回最後のポイントになるであろう、青野ダムでの釣りを開始してしばらく、メビウス君に魚がヒット!それが希望となってみんなの顔に活気が戻り、再び盛り上がりました。僕も遅れて彼の元へ駆けつけるも、釣れていたのは45センチのニゴイでした。周りのみんなも苦笑いでした。

 そして、夕方を迎えて本日の釣りは終了。僕は、ダムでの釣りを開始してから終わるまでの時間をバックラッシュ直しに費やしていました。何やってんだか…。(苦笑

 で、この日の「勝利者」は、唯一バスを釣っていたサターン君となりました。おめでとう!

 後記:…で、当時を振り返ってみたら、サターン君って見事にデビュー戦を華やかに飾ってるじゃないの!!

 でも、昔のこんな時の話なんか、彼はもう忘れてしまっているかも知れませんね…。僕は、彼が元気に動き回っていた事を、まるで昨日の事のようにはっきりと覚えています。

 彼の笑顔と、もう戻ってこない日々を思い返すと、切なくなります…。

 寒気けど熱かった、そんな真冬の一日でした。

12月9日(土)

 どーしても、シーバスを釣りたい!魚の姿を拝みたい!という事で、人海戦術を提案。そして、この夜は師匠であるマニーもりた氏を急遽呼んで仲谷と3人体制で釣りをする事にしました。一人でも手が多い方が良いもんね☆

 人手を増やせば釣れるだろうと意気込んで紀ノ川・青岸へ挑みましたが、そんな浅はかな思惑をよそに、見事何も釣れずに時間だけが経過。おまけに、釣り場は沈黙。

 現場の状況を判断した師匠は、「ここは、活性が上がっていない。多分、魚おらんわ。」と一言。そこへ仲谷の提案もあってポイントを移動する事にしました。

 相談の結果、和歌浦港へ行きました。しかし、ここも沈黙したままでシーバスどころか魚らしい気配は全く無しでした。

 そして、そのまま終了して解散しました。あ〜、寒かった。

 そういえば、この時が始めて和歌浦港で釣りをした日なんですよ☆

12月7日(木)

 今日も夕方から仲谷と一緒に紀ノ川河口へ出かけてきました。

 本日の潮は中潮で、しかも釣り場に辿り着いた時には完全に潮が引ききってしまっていて、ポイントの水深がかなり浅くなっていた為に、何度もルアーを引っ掛けて無くしました。

 しかも、それを笑うかのように、ボラの団体が我々の前を飛び跳ねて通過して行きました。

 このボラを追いかけているスズキの気配は感じられなかったので、諦めて早々に引き揚げました。

 中々、思うようには釣れませんね。