2021年 3月

　日中の気温も上昇し、夜との寒暖差もなくなって来た事もあり、潮の良さ気なタイミングを狙って紀ノ川河口方面へ。

　久々という事もあって、少し早めの明るいうちに道具を準備して釣り場を伺いながら釣りを始める。ま、明るいうちはなかなか魚がヒットして来ません。

　そうこうしているうちに徐々に薄暗くなり始め、釣れそうな気配が漂い始める。日が落ちるスピードも、冬場と比べてゆっくりなのが春を感じさせてくれます。

　小魚を浅瀬に追い込んで捕食している場面を見かけるようになり、そこを集中して攻めました。一度軽い当たりがあったものの、針に掛からずでしたが、しばらくして待望のヒット！

　あれ？思った以上に引くぞ。でも、時折一気に走るぞ。シーバスかな・でも、ジャンプしないし・・・。と疑問も頭の片隅に置きつつ慎重に魚を引き寄せて約7分。目の前に現れたのは、30センチ程のチヌでした。これは、本当にまさか！といった感じで、頭の中にありませんでした。久しぶりだという事もあって想定外でした。

　もっと薄暗くなって来た頃にポイントを移動して本命ポイントで集中して釣りを再開。数投目でヒット。

　これは、暴れ方ですぐにシーバスだと分かりました。左右への走る幅が大きいのでよく分かります。

　シーズン最初のシーバスだけあって、慎重にキャッチ。サイズはざっと見て40センチ程度。それでも釣れて十分に満足です。

　もう1匹追加したいなと願って釣りを続けてみると、ほぼ立て続けという形でヒットして来ましたが、手前まで寄せて来た時にジャンプされて逃げられました。

　この後、辺りがピタッと止まった為、片付けて帰りました。

　今釣れている分は釣れ始めなのか、それともこれから釣れ出すのか、それがいつも気になります。

　そろそろ、動き出そうかな。