9月22日(日)、前日から家に停泊していた後輩二人(毎度の)Ｔ君とサターン君を午前4時に叩き起こして出発！行き先は隣町にする。

　本日は我々に加えて親方夫妻が合流する予定だったが、合流予定の6時までには十分釣りができる時間があったので隣町の池に行く事になったのである。最初に行ったのは、彼らが一緒にいると最近よく訪れるようになった「暇人君が54センチを釣った池」である。

　とりあえず無事に目的地に着いたのは良いが、池の状態が減水&厚くなりすぎたカバーの悪条件でまともに釣りができないのでその池の近隣で釣りをする事にする。最初は東の池に行くが反応は無し。続いて西の池に行く。

　ここで一旦落ち着く筈ではあったが、僕は訳アリで竿を出す気になれず、糸フケを取る為に一投したら呆気なく今日最初のバスが釣れてしまう。微妙に運がいい。この時、幸先がいいのか、それともここで運を使い果たしたのだろうか？という二つの選択肢が脳裏をよぎった。

　僕はここではそれ以上竿を出さずに後輩二人を見守っていたが、必死になっていた二人は釣れずに苦戦を強いられていた。そのうち、段々と夜が明けてきたので視界がはっきりするようになってからＴ君と東側の池に移って釣りを再開したが、結局T君が釣ったのは魚ではなくてカエルでした。

　そうしていると携帯電話に着信が!!本日合流&初顔合わせの親方氏(サイトはここ)からである。20分後に道中のコンビニで合流して初対面のご挨拶を済ませて行動開始。ここから一日が本当に始まったのである。

「野池ラン&ガンツアー2002」

　まず最初の行き先は「爆撃専用池」だったが、着くなり再移動する。なぜなら、水が無くてカバーではなくて草まみれの池になっていたからである。さすがにこんな状態で5人で釣りはできないと判断したからである。

　次に向かったのはN池(2)である。ここなら池は3つあるし、実績も文句無いと思われていたが・・・。この時期絶好のチャンスである早朝の時間帯であったにも関わらず、全員釣れず仕舞い。T君がまたカエルを釣ったりした程度である。(僕もカエルを釣り上げる寸前でした

　また移動。こうなったら人の来ない方がいいかも！と思って隣町にある「手入れのしていない池」に行く。池の周りは草だらけ(特にセイタカアワダチソウ)がやたら茂っていて人が入った形跡はなく、(開拓斬り込み隊長は僕でした)足場が殆どなくて亀の死体が転がっているにも関わらず釣りを再開。

文句無しの初物！

　20分経過。

釣れねぇ・・・

　と誰もが諦めていたその時だった！Ｔ君が25センチ前後のバスを引っこ抜くが空中分解してオサラバしてしまう。当然、ノーカウントだが希望の灯は彼の功によって消される事はなかった。しかも、そこからしばらくして思わぬ声が！

「釣れた」

　なんですとぉ!!とばかりに右を向けば(足場が殆どない為に波止釣り状態でした)、親方氏が見事な20代後半を釣り上げたではないですか！しかも間髪入れずに2匹釣る。わずかな可能性をモノにしたという感じでした。

　一方の僕はフロッグばかり投げていました。(苦笑

　それからしばらくして移動。しかし、次の池では駐車スペースの問題などで色々苦労した上、釣れず仕舞いで徒労に終わりました。その後は昼食。我々にとってはおなじみの恵命園での焼き肉でした。

　午後からの後半戦は「山手側の池」に移動。案内役の僕にとっては、

「これで皆釣れんかったらどないしよ！？」

　と、内心悩んでました。が、ここでは思わぬ展開が・・・

　Ｔ君・サターン君は左回り、親方夫妻は右回りで移動開始。僕はカメラだけを握りしめて右回りに同行する。開始15分後に親方氏が怒濤の3匹ラッシュで勢いを付けると、対岸にいたサターン君も負けじと1匹。気掛かりなのはどんどん先行しても何の反応も得られないＴ君と奥方様。特に魚を掛けては逃げられるの繰り返しを見ていると不憫で不憫で・・・。

望遠最大で撮影

　そうしているうちに親方氏が一旦先行した僕のいるところまで追い付いてくる。ここでしばらく雑談タイム。ここでは僕は竿を持って来なかったのである。その訳は、食事時でも対話はしたが、釣りをしながらの対話は経験上今まで殆ど行わなかった。何故なら、お互い竿を持っていれば釣りに集中してしまうし、距離が近ければ針に掛かってしまうおそれがある。だから自分は竿を持たずに各々と接近すれば対話を行うのはたやすい考えたのである。

　そうして対話していると、少し離れた所で奥方様がやっとこ1匹釣り上げることに成功。遠く離れた所でもＴ君が小バスを釣り上げたので安堵する。一方。親方氏は対話中にも関わらずスピナーベイトで連発!!見てると正直羨ましかったり・・・。

合流直前の皆の様子

　それからしばらくして双方の組は一定の場所で落ち合い、丁度キリの良い時間だったので釣り場を後にする。結果的には初顔合わせの親方夫妻には楽しんでもらえたかもしれないが、後輩二人にいたってはそれ程のサイズも数も釣らせてあげる配慮が足りなかったかな？と反省。今年中に彼らと釣りができるなら、もっと釣らせてあげたいな〜と思いました。

　きれいに話を締めくくれませんでしたが、今回のお話はこれでおしまい！

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