新人、奮戦す

〜新生商大組〜

6月16日(日)

 この日、サターン君・T君商大後輩コンビに加え、新人つまり、早い話が新一年生が加わって和歌山へ来訪しました。3人は夜明け前には既に和歌山へ到着しており、夜明けと共に行動開始しました。

 その頃、僕はどうしていたのかといいますと、

日曜出勤で仕事場にいました!!

 夜明け時間と同じに仕事が上がったものだから、内心焦りました。しかも、最初に向かった場所が僕が普段訪れる場所の中で遠い方に分類される「水たまり」なので、もう急いでも間に合わない…。結局、彼らに会えたのは日が昇ってからでした。

 そこで初めて新一年生のA君(一応仮名で)と初顔合わせする。挨拶のできるしっかりした良い子でした。うーん、ナイスガイでごわす!で、状況の方を尋ねますと、そのA君が開始早々に釣り上げたそうでした。むぅ、見事!

 で、釣れないで置いてきぼりをくらっている先輩二人はどうよ…?頑張らないと、先輩のメンツは立たないよ〜☆

 で、段々日が昇るし、釣れないので「水たまり」を離れる。次に「暇人君が54cmを釣った池」に向かう。ここでサターン君は寝不足の為に僕の車の後部座席でお休み…。なんと、彼の車はT君が運転。いきなり和歌山を走れって言われても、ねぇ…!?とりあえず、T君は無難な運転で僕の後を続いて走る。

 池に着いてから、すぐさまT君とA君は行動開始。サターン君は依然寝たまま、これから1時間程起きてくる事無く眠り続けていた。僕はすぐに準備をしないで、例によって様子見という事で見学を…。ぼーっと池を眺めながら二人に、

「確かこの間、りょう君は立ち見している僕の手前で魚を釣ったよ〜」

 とか言ってる間にT君が1匹釣り上げる。しかも、前回ご一緒したりょう君が釣ったポイントとよく似た場所で…。

その1匹

 見事なサイズ!ギリギリ40cmといったバスがカバー下から飛び出して来たとの事。やられたー!と思った僕は車へ直行!すぐに支度を始めて参戦する。今回初めて先日購入した「AIRVIPER」を投入する。使い心地は結構良く、飛距離は以前のKC-55Mよりも飛んだ。6.6フィートという丈の長さのせいだろうか?でも、釣れない。フロッグに飛び出すも見当違いな場所から飛び出て来たり、針に掛からなかったりで大苦戦を強いられる…。

 その後にA君が40センチを釣る!説明するには言葉足りないのだが、粘りのあるというか集中力があるというか、カバーや傷害物の切れ目を丁寧に探るようにして釣る。そして、魚を掛ければパワフルに引き抜く!しかも釣り上げた本人は非常に興奮し、思いっきり楽しんでいた様子だったので、見ている僕としても微笑ましい光景でした。

しかし、何で僕が卒業してから一気に人材とサークルの強化が著しいんだろう…

 と、反面切なく感傷的になったり…。

執念の1匹

 そんな中、僕は一人、

 フロッグで魚を出すが針に掛けられず、ビッグバドでも足元(本当につま先の下)で飛び出されても失敗、センコーでも同じく…

 と惨めな有様でした。結局その後半時間後には移動を余儀なくされました。

 その後、途中のコンビニで休憩を挟んで移動、今度はかなり遠い大きな池に移る。が、気温の上昇に体力が奪われて長続きせず30分程で移動する。

 さすがに僕が彼らに付き合える時間が少なくなってきたので「爆撃専用池」へ移る。普段は止水でカバーだけが生い茂る状態の池ではあったのだが、農繁期で水が動いており、少しは期待できる状態だった。

 そこで、またしてもA君が真っ先に子バスを1匹釣り上げる。残された二人は苦戦。僕に至ってはカバーから飛び出す魚を掛けられずただもがいている有様。そこへ、彼が流れ込みで40に近いサイズを釣る!

とどめの1匹!

 A君のさすがの奮戦ぶりと釣り上げたサイズに、あえなく降参。引き上げて池の近所にてお昼ご飯を食べ、一度僕の家に帰り休憩。僕の家で40分休憩した後、僕は仕事の為に離脱。そして、彼らは再び釣り場へ出かけて行った。

 後で聞いた話では、夕方にサターン君が子バス3匹、A君が結構なサイズを釣って満足して帰ったそうです。

 …結局T君数が40センチ1匹で止まってるし…。

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