冬到来を感じた日
11月13日(火)、本日学校は推薦試験で全学部が休講になっているのを利用してT君が前日の夜に家にやって来る。この前日12日は、23時過ぎにニューヨークで旅客機墜落事故とかがあった日であったのも記憶に残ってます。
少し前日のお話を。12日夜11時45分頃に和泉砂川でT君と合流。そのまま家に帰るのは面白くないので和歌山市内の釣具屋と紀ノ川大橋を見せて帰る。シーバスロッドは車に潜ませておいたが、翌13日の午前0時過ぎの紀ノ川:青岸は雨がぱらついていたのでラーメンを食べて家に帰って寝る。
午前4時頃起床。車に道具を積んで出発。最初は山田ダムで明け方を狙う。近日「THE Hit」で放映されるから人が多いのではないかと気掛かりではあったが、着いてみればボートを用意している二人組位であった。小魚も結構浮いているから釣れるであろうと思って釣りを始めてみたが、釣れなくて移動する。
次は岩出に戻りがてらに、最近よく行き始めた釣り場へ寄ってみる。しかし反応は薄い。カバーは残っているものの、フロッグには出ない。T君はワームをノーシンカーで落とし込んで30センチ代のサイズを二匹。
軽い物はベイトタックルで投げられる技術を持っていないため、僕もベイトタックルからスピニングタックル(カマーは折ったままなので、BASS ONE-XTと7ポンドラインを捲いたリール)に切り替えて落とし込みを真似る。すると、いきなり魚が掛かりましたよ!しかも、寄せてくると40近いサイズじゃありませんか!
しかし、スピニングタックル+7ポンドラインというのは完全にまずかった!!カバーは枯れかけとはいえ、結構残っている。しかも、足場は少し高くて、手を伸ばしても魚に届かない。こうなったら一か八かだ!と強引な引き抜きを敢行した途端に、プチンという音と共に魚は水中に落ちて消えてしまった。その数秒後、我に返って自分の愚考を非常に悔やんだ。それから気を取りなおしてから、しばらくして藻の切れ際をダウンショットで狙い、32センチを釣る。僕が一応1匹釣ったので移動を開始する。
写真:冬が来るにつれて、気温・水温と同じ様に魚の活性も下がり調子な筈で、状況は決して良くないにも関わらず、このサイズを2匹釣り上げる。 |
岩出に戻りながら道々で池の様子を伺う。お昼は食べる場所とメニューに困ったので、近畿大学生物理工学部へ潜り込んで食べる。T君はコロッケ定食(350円)、自分はカツ丼(500円)を食べる。しかし、ここのカツ丼はあまり美味しくないと感じた。しかも、付属の味噌汁は冷めているし・・・。
腹ごしらえした後は、6月に4人でカバーを攻めた池に行く。驚いた事に、10月覗いた時には藻もカバーも枯れて消えた筈だったが、今日見た限りではホテイアオイが青々と茂っている。加えて結構なサイズのギルも浮いている。これならいい感じで釣りができると意気込んで始めるが不発。更に、ホテイアオイは藻よりも固いのでワームを投げてアクションを付けながら捲いてくるのは厳しかった。13時過ぎに谷川さんから電話が入る。何と、「今から和歌山へ行くわ。」との事。今日釣りをする事なんて誰にも喋っていないのに・・・。14時半を回っても不発だったので一旦家に帰る。
家に帰って飼育バスの様子を伺う。屋内の20センチは水面近くで浮いていて、カエル3匹とミミズ2匹を食べた。屋外の10センチは底に潜って藻の中に入って沈黙。どうやら今日は結句厳しいみたいだ・・・。それから玄関の枯葉集めしながら谷川さんが来るまで休憩しているつもりだったが、「打田近辺で渋滞に巻き込まれたので先にN池(2)へ行っておいて」という主旨の電話が入ったので先に出発する。
先にN池(2)へ行く。T君はフロッグを投げ出す。僕は一番大きいサイズのセンコーをぶん投げる。しかし、釣れない。16時前に谷川さんが遅れて来る。いきなり和歌山へ来た理由を聞く。何となく釣りをしていると思って気が向いてやってきたというのである。谷川さん、あなたはエスパーですか?取り敢えず、3人揃って再開、しかし釣れない。谷川さんも首を傾げながら苦戦する。結局17時まで粘るが釣れないで終わってしまう。T君は大阪へ戻る谷川さんに乗せてもらって帰る。
冬になってるんやなぁ・・・としみじみ感じた一日でした。