2013年 2月16日〜18日

 「スキーに行きました」を略して…

 「ゆきーました。」じゃダメか…。

 さて、しょうもない一言から始まった、2013年最初の旅行ですが、行って来たのは広島です。

 そう、

また、広島です。

 何度も言いますが、

広島です☆

 ここ数年でよく行っているのも、

広島です!!

 こんなしつこい表現はこれ位にしまして、2月16日(土)の正午に家を出発。スキーウェアと数日分の着替えしか持っていない筈なのに、背負っているのはでっけぇ旅行カバン!見た感じが"棺桶を背負っている"ような感じです。

 その異様な姿から、電車の中では乗り合わせた若者が、「オイ、あれって国外逃亡する犯罪者ちゃうん?」とか、「テロとか殺戮せんといてや〜」等と、ヒソヒソ声で喋ってるけど丸聞こえです。

 続いて、大阪市内のそば屋でカレーそばを注文すると、店のおばちゃんが怪訝そうな顔で、「んな荷物持ってドコ行くん?」と聞いて来ました。そんなに目立つ荷物が異様なのか?と思いつつ、

 僕:「訳あって、関西を出るんです。」

 と返答。別に、内容は間違ってはいない筈です。受け取り方次第ですが…。

 すると、僕の思った通りに同情の目をして、そばに油揚げをちょっとだけ多めに入れてくれました☆

 つい、これで面白くなってきたので、溜息をつきながら力の無い表情で地下鉄に乗ったら、

 「どうぞ…。大変でしょう。座って下さい。」

 と、憐れみの目で席を譲ってくれました。その後乗って来た人が横へ座る時にも、「あの、良いですか!?」と恐る恐る聞いてくる始末でした。よっぽどな格好やったんやね。(汗

 新大阪で自分が乗る新幹線を撮影。別に、僕は撮り鉄じゃないんだけどなぁ〜。(汗

 何だかんだで無事に広島へ到着。サターン君とも無事合流できました。いつ以来会ってなかったかな?思い出せないけど、まぁ、いいや。

 途中、原爆ドームや広島市内の釣具屋へ立ち寄ったりはしたのですが、僕が一番興味を示したのは、

 広島刑務所です。去年の脱走事件が記憶に新しいよね☆

 ちゃんと、記念撮影もしておきました。当時工事中で脱走の場所となった所も撮影しました。

 その後には、サターン君のマンションへ行き、風呂から夕食から、何から何までお世話になりました。特に、夕食に至っては、自分でも結構食べたかな?と思う位の食べっぷりでして、彼の奥さんに、

「この人、家で食事を与えてもらってないのかしら????」

 と思われてもおかしくない位に食べたと思います。

 スキー場へは、早朝に行く段取りなので、食事が終わったらサッサと寝ました。


 2月17日(日)、午前4時起床。準備して5時前に出発。サターン君の運転でめがひらスキー場へ到着。遠くから見たら敷地が広そうに見えたけど、実際に入場したら規模が小さく感じられました。

 雪は、人工(見分けがつきません)っぽいみたいで、粒が大きくて砂の上を滑るような感覚でした。

 僕は、数年振りでしたが、すぐに慣れました。しかし、サターン君は今回スキーが初めてでありまして、僕もあれこれと説明やアドバイスをするものの、中々思うようには滑る事ができません。僕の言いたい事は理解してくれているんだけど、怖がってしまって腰が引けたままでした。

 何とか彼の恐怖心を取り除かねば…と思うけれども、良い方法が見つからない。更に練習を続けて行く度に彼も疲れが見えてくる。とどめは、午前9時以降に入場者が一気に増えて場内は人だらけ!まるで、混雑したプールみたいな状況でした。これでは、他のスキー客との接触を意識して、余計に怖がる一方でした。

 それでも、頑張って時間一杯滑る練習は続きました。

 あと、僕好みのポスターもあったので、撮影しました。良いセンスしてますよ、このスキー場は☆

 12時半に滑りを終えて、13時に帰途につきました。マンションへ戻ってからは荷物をまとめて、広島駅近くのJALのホテルへ送ってもらいました。さすがに、今日も泊まっては月曜の朝出勤する彼らに迷惑はかけられないですからね。

 夜、市内で再び合流して3人で食事をしました。サターン君の奥さんから色々と質問が飛んできたので、あれこれと暴露してあげました☆大丈夫、彼の事はこれからの人生で僕以上に理解できるようになりますよ!

 食事の後は、別れを告げてホテルへ戻ってすぐに寝ました。


 2月18日(月)、広島発9時06分発東京行きののぞみ14号で広島を後にしました。

 道中で彼らから個別にメールが届く度に感慨深くなっていたのではありますが、家に帰り着く直前に、

 「ゴーグル、忘れていっているみたいなので、送りますね」

 のメールが…。

 そういえば、スキーに出かける際に無い無い!と騒いで、家から持って行くのを忘れたと思っていましたが、スキー場へ出かける際に忘れていたようで、一気に恥ずかしさが込み上げて来ました。

 今回の旅行こそ、美しい思い出の調子でしめくくろうと思っていたのですが、何とも思わぬ形で引き締まりのない形での幕切れとなりました。情けない。

 それでも、また広島へ行くでぇー!サターン君と遊ぶかどうかはともかく、野球観戦にね☆

おしまい