2008年 6月14日〜15日

 ダブル・ヘッダー

 急遽、6月14日(土)の早朝より、Always02号君とボートを使った釣りをする事が決まり、行って来ました。

 夜が明ける前から02号君の家に行き、彼の家に保管中の01号君の舟を運び出して二川ダムへ向かいました。ダムだあって、早朝の山奥の空気は冷たくて気持ちが良かったです。

 さて、釣りの方ですが、初めて二川ダムで釣りをした訳でありまして、正直期待と不安が半々でしたが、実際釣りを始めたらすぐに忘れていました。(笑)

 開始直後にまず1匹…と思ったら、割と良い感じのギルでした。

 僕がこうしている間にも、02号君は2匹、3匹…と順調に数を伸ばして行く。僕も遅れを取ってはなるものかと、一生懸命に続く。久々にポッパーで釣れる面白さを十分に噛み締めておりました。

 けれども、序盤の探りを入れている段階で、02号君のスピナ-ベイトと僕のトップウォーターでは手返しや効率が悪く、開始1〜2時間後位が経過した時点では釣り上げた数に圧倒的な差が出ていました。

 日が昇りきって気温の上昇も著しくなる頃でも、彼の勢いは止まらずでした。僕が4〜5匹目を釣っている時に彼は既に14〜15匹は軽く釣り上げていました。無論、サイズも僕が平均16〜20センチに対して02号君は30センチ前半と、彼の方が1枚も2枚も上手でした★

 終盤に差し掛かっていても、依然数とサイズ共に申し分無く好調を維持しつづける02号君、終了1時間程前にはこの日最大(未計測の為、およそ40センチ台と推定)のサイズも。こんな時でも僕は時折カメラを持って撮影ばかりしていました。

 人と魚のやりとりが始まると、ついカメラを構えて撮影モードに入ってしまうんです。

 かといって、僕もそのまま終わる事も無いように頑張りました。終盤に投入したレディフィッシュの平打ちアクションが功を奏しまして、そこから必死の追撃を開始しました。小魚を追いかけている時がとても効果的で、バスが小魚を追い詰める直前に、先の岸を大体想像してキャストしてアクションを入れると、高確率で成功しました。

 サイズこそ最大で32〜34センチが限界でしたが、後半にはこれらのサイズがハイペースで釣れました。

 正午過ぎには、02号君が20数匹、僕が10匹程の結果で終了しました。

 帰りの舟の片付けは大変でしたが、もの凄い暑さにやられる事無く気分良く釣りができました。

 楽しい気分のまま帰宅し、そのまますぐに畑仕事へ。それが終わってから今度はサターン君と紀ノ川河口でシーバス釣りに突入しました。

 21時半頃より開始しましたが、僕の出発が遅れて予定より1時間も開始が遅れた事により潮が止まってしまった事と、夕方から吹いている強い風の影響で中々釣れずに焦りました。

 が、サターン君に魚がヒット!狙いのシーバスではありませんでしたが、推定35センチ前後のチヌ(キビレ)でした。あ〜、良かった×2。

 その頃、僕らが居た場所から少し離れたポイントには、02号君と清水さんが太刀魚を釣りにきていたのでありました。その02号君が帰宅途中に我々の居る場所付近を通過する頃に、待望のシーバスがヒットしましたが、数分のやり取りをしている最中に針を外されて逃げられてしまいました。

 その後、0時まで粘りましたが、結局魚を釣るに至らずに移動。途中で食事をして雑談に興じた後、午前2時頃から違う河口へ入りました。

 結局、明るくなる午前4時30まで粘ってサターン君が小さいチヌを1枚追加、僕はノーフィッシュのままでした。開始直後にシーバスのヒットがあったんだけど、針に掛からず仕舞いでしたが、一瞬の強烈な当たりの間隔だけが虚しく残りました。

 さすがに24時間以上起き続けた僕もさすがに限界を迎え、帰宅して死んだように眠りました。起きたらグリップを握っていた辺りが少し痛いし、キャストし続けていたせいもあって右肩も背中も痛くて、今も参ってます。

 ああ、僕はいいから、サターン君にもうちょっと魚を釣らせてあげたかったなぁ…と思います。次こそ、シーバスの引きを体験してもらって魅力を理解してもらおうと思います。