2007年 8月12日・15日
合川ダム・地獄変
〜前編〜
8月12日(日)、早朝にサターン君が自宅に来訪。でも、来てくれるまで眠り込んだままの状態でありまして、出かける事なんて忘れていました。何せ、昨晩は結構飲んで酔っ払っていたからね。彼からの電話に飛び起きた僕は、慌てて車に荷物を積み込んで出発。今回は終了時間が別になるので、別々に出発しました。
約2時間半後の午前7時半過ぎに到着。別々に出発したサターン君とダムで合流してからすぐに荷物を舟に移して釣りを始める。照り付ける太陽の下で、思いっきり夏の空気を感じながら舟に揺られて釣りをするというイメージだったのだが、
舟を出す直前から雨。しかも、局地的っぽい…
魚の活性は上がるだろうけど、僕の活性はダウン…。
さて、釣りの方に話は戻ります。まず、最初はミノー系のルアーで広く探りを入れていたサターン君に魚が当たりまして、幸先の良さが伺えました。サイズの方は約25センチでした。やっぱり状況は良かったみたいで、その後に何度かの魚を逃しながらでも、サイズ的には同じようなものでしたが、2匹目も釣ってしまいました。側で見る限りでは、結構良い滑り出しで羨ましいものですなぁ〜☆
一方、僕の方はと言いますと、絶えずハンドエレキのレバーを握ってはこまめに方向修正やら岸からの距離を保ちながらの操船をする傍らでの釣りになってしまいまして、自分の思うようには釣りができない…(泣 その一方でサターン君がバラしたり釣ったりで、ちょっとばかりはお裾分けに預かりたい気分でした。あー、時折強く降る雨が冷たいよぉー！！
そんな僕にチャンス到来！サターン君がルアーをロストしてから、新たにルアーを付け直している合間に良いポジションを奪って、本日最初の魚を釣りました。かなり力強く感じられたので、40センチ位の期待はあったのですが、実際に測ってみたら38センチでした。惜しい！でも、本当によく引きましたよ。
その後、我が身体と心までを濡らし切った雨は上がってしまい、一転して強い日差しの照り付ける真夏日和へと変わり果ててしまいました。その為に、今度は冷たさから暑さに苦しむ羽目になりました。つか、この状況を期待しておきながら、いざとなったら暑がる身勝手な僕でした。Tシャツは、雨で濡れたままなのか、吹いてきた汗で濡れているのか分からない状況に…。そんな中でも、サターン君はせっせと釣り続けては着実に数を重ねて行くのでした。
結局、暑さに苦しんだ末に、13時頃に山遊館へ逃げ込んで遅い昼食となりました。そのまま14時まで休憩という事にして軽くフロアで横になっていましたが、サターン君が少し寝入った頃に僕は起きて休憩返上で釣りを再開。その甲斐あって、約30センチ位のサイズを釣る事に成功する。何だか、サターン君を外した時にチャンスが巡って来るのは何故だろうか？しかも、撮影をした後に彼が起きて追いかけて来るのだから、間の悪い事だと言えばそれまでであります。
午後からはサターン君の一人舞台で、彼だけが絶好調でした。僕は結局波に乗れずに2匹のままで今日の釣りを終えました。僕は16時に終えて帰宅する事にして、サターン君と船着場で解散。彼は数日紀南に留まるので、今日もこのまま終日釣り続けたそうです。
で、僕が最も苦しんだのは帰りの道のりでした。田辺市内で渋滞に巻き込まれ、やっとの思いで高速に乗っても広川〜下津の渋滞13kmに耐えられず、一般道で海南を抜けて帰宅しました。家に帰り着いたのが20時過ぎでした。普段だったら、2時間半で行ける道のりが4時間…。時期が時期だけに、釣りは昼までにして切り上げてくれば良かったと思いました。勿論、翌日の仕事に差し支えたのは言うまでもありません。
更に、右足の甲に切り傷がありまして、放置していたら化膿しておりまして、1日我慢していましたが、家に帰ってみてみたら、一層痛みが増しているので見てみたら、まるで霜焼けになったように腫れていました。翌日、右足を引きずって痛みをこらえながら仕事をする羽目になりました。無念…。
〜後編〜
8月15日(水)、午前4時前に休日出勤の仕事が終了。すぐに市場から合川ダムへ向かう。道中、躍起になって走っている姿をI良商店のT辺氏に発見される。薄暗い中でも中々目ざといな…。プールか牢屋の監視をさせたらピカ一じゃないのかな？と思った程でした。
約2時間後の午前6時過ぎにダムのボート乗り場へ到着。そして、駐車場に着いた途端に車の中で眠りこけてしまう。ZZZ…。それからしばらくして、やってきたサターン君が車のドアを流木の棒で叩く音で叩き起こされました。うーん、昼まで寝かせてくれよ…。
そういう訳には行かず、すぐに起きて彼を追いかけて準備を整えて出発。格好は、会社の制服のままでした。天候の方は、さすがに今日は12日と違って蒸し暑いし、水の動きも気のせいか少なくてちょっと淀んでいたような印象でした。
さて、釣果の方も奮わずといった感じでありまして、先日のようには簡単に釣れるという風には行かなくて、魚も表層付近へ出てこない上にルアーへの反応が悪い。サターン君がワームを使っての落とし込みで何とか25センチ前後を2匹釣るけど、どうもダム全体の感じが元気の無いような気がして仕方が無かったです。勿論、僕は何も釣れませんでした。
結局、9時半過ぎに釣りを終えて10時には彼を残してダムを去る。そして、そのまま僕は桃山町の親戚の墓参りへと向かうのでした。結局、2時間位しか釣りをやっておりません。
何とも無茶苦茶なスケジュールの一日でした。普通は、こんなスケジュールを組むような人間は居ませんね。おしまい。