2007年 6月3日
ダムはムダなのか?
一応、僕の誇れない学歴上においてでも、後輩というかけがえの無い存在はいる訳でありまして、今回はサターン君からのお誘いで合川ダムへ行って来ました。
僕はどうもダムでの釣りが正直苦手でありまして、過去に遡れば去年の6月25日にもサターン君と合川ダムへ訪れておりまして、その時は大雨と不発でロクでもない結果でボロボロだった事がありました。今回の遠征も正直乗り気ではなかったし、消極的に頭から釣れないと思っていたせいもあって、魚が見つからなければ…と思って、冬場に購入した魚探も用意しておきました。
亀田家を午前4時頃に出発して現地到着が6時過ぎ。すぐに乗船手続きを済ませて7時頃には出船する。せめて、1匹は釣れたらいいなぁ…と弱気な調子で釣りを始める。実は、数時間前までスズキ釣りをやっていたので、今日釣れなくても良いや…とまで思っていました。
まず最初は、雨の早朝という状況から考えて、過去の経験上から最も適したアプローチとして、4インチのレディフィッシュで表層を泳ぐ小魚を演出してみました。すると、開始直後に小さな魚が飛び付いて来たけれども、針に掛かるには至りませんでした。でも、数分後にはまともなサイズが掛かりまして、釣り上げてみれば27〜28センチ位のバスでした。やったー!開始から30分も経たないうちに釣れました!もう、後が続かなくてもこれで満足です!(冒頭と全然ちゃうやん…
最初の1匹以外は中々表層に出てこなかったので、次は中層から底付近を狙ってみる事にしまして、アバランチを沈めてみる事にしました。これも大当たり!28センチ位のサイズが食ってきました。これは、直感的に釣れるかも…と思ってやってみたのです。
本来なら泳ぐルアーが現在の状況に最も適している筈であるし、活性の高い元気な魚が当たるから、常識的に考えて泳ぐルアーを好んで使う僕ですが、今回に限っては思わぬ事で調子良く釣れたので、アバランチを沈めまくる作戦を継続しました。しかも、面白いように釣れたのです。
バス釣りって、こんなに簡単だったっけ?
僕ってダムの釣りは得意たっけ?
そんな錯覚さえも覚えてしまいました。
普段の僕とは思えないハイペースで次々とバスを釣って行くその一方で、サターン君はミノーやクランク系で表層付近の魚を釣っていました。しかも、狙い方が堅実で手堅いせいか、僕と比較して数が伸びないけれど、アベレージサイズは20センチ後半〜40センチと、僕より少し大きくまとまっていました。しかも、活性が高い奴を狙っていたので、魚との駆け引きは力勝負でした。
僕の方は数だけは出るんですけど、釣った大半のサイズが25センチ位が多かったので、サイズアップを望んでいたら、本日一番の大物が釣れました。
それからもそれなりに調子良く釣れ続けたせいで、途中から釣れたサイズと数をいちいち記憶しなくなってしまったのですが、突然正午前からペースが停滞してしまいまして、更に長雨に打たれて体力も無くなりかけてしまった上に、集中力も途切れたから程良い所で…という事で、14時に終了しました。
後になって結果を振り返れば、サターン君は6〜8匹、僕は13〜16匹位は釣っていたと思われます。久々にバスを釣ったと実感できたばかりか、1日遠出をして良かったという充実感もありました。
ただし、帰りの道が渋滞さえしていなければ、もっと一日が良い形で追われた筈だったと思います。
で、わざわざ魚探なんか用意する必要は全く無かったですね。重い荷物を運んだ上に、雨で濡れて汚すだけでした。
また、機会があればまた行ってみたいと思います。