GWなんて・・・

 所詮は「こんなものだ」の一言で片付きそうな一日でした。

 5月4日(木)、僕は午前4時頃に帰宅。それから約半時間後にサターン君が和歌山到着。そして間髪入れずにりょう君も家にやってくる。今回は見事にメンバーが揃ったので、気合を入れて紀ノ川へ。

 今回、「万景峰'亀田」号がまともに活躍できそうな舞台が整ったのである。

 十数分後、紀ノ川へ到着。舟を乗せた軽トラは下流部、荷物運搬のサターン君は中州へ入り。準備開始。舟は僕とりょう君の二人で用意して下流へ上り、サターン君と合流して釣りを始める算段ではあったが、道中下流部には多くのフナ釣りが居たので、思うように進めない。

 エンジンを積んでいればすぐに向かえるのだが、エレキ一大という非力さ。できる限り岸から離れず、かつフナ釣りを避けて動こうとして、

うっかり浅場を通過してしまい、舟を動けなくしてしまう。

 思いっきりのタイムロスをしてしまい、気を取り直して田井ノ瀬橋方面へ上る。

 また、ここで第二の悲劇を起こしてしまう。田井ノ瀬橋を無事通過。次はすぐそばの護岸へ辿り着くだけではあったが、多くの鯉釣りが仕掛けを投げており、舟を容易に接岸させられない!竿の切れ目を探して右往左往しているうちに、スクリューが一本のラインに絡み、

 たちまち、鯉釣りをしている面々の前でスクリューから仕掛けを取り外す醜態を披露してしまう。鯉釣りをしていた方々、ご迷惑をおかけしました。しかし、GW中は本当に人だらけだ。

 座礁とスクリュー絡みで思いっきりタイムロスをしてしまったが、3人揃って出発する。一応、期待に胸は躍るが思ったよりは川の状態が良くないのが気に掛かった。

 もう一つ、舟は12フィートなので3人と荷物を載せる事は容易ではあったのだが、釣りをするという行為に関しては、この人数では非常に狭い思いをしたということでした。(苦笑

 とりあえず釣りを始めてはみたが、良さそうなポイントは非常に浅く、釣りどころではない。更に、北東よりからの風が段々と強くなる一方で、操船が困難を極める。皆のテンションは一気に下がる。

 それでも、川を下りながら釣り続けてはみたが、状況が良くない・釣り人が多いという状況に加えて、田井ノ瀬橋下流すぐまで水上バイクが行動域を広げて走り回っているので、釣りどころか最初の舟をおろした場所まで戻る事すら非常に困難でした。

 午前10時には見切りをつけて紀ノ川を出て、一時食事休憩。その後、りょう君が舟に最適な池があるという提案があったので、その池に向かいました。

 しかし、午後からの方が強烈な風でして、まともな釣りどころか操船自体ができませんでした。

 連休に関して人が多いだけなら何とか我慢すればいいのですが、加えて天候も良くなかったという事態は耐え難かったです。晴れの日・強風という一日は嫌だとたっぷり思い知りました。

 まぁ、いい。悔しいから、近いうちにまた紀ノ川へ舟を下ろして頑張ってみます。

 で、今回写真は一枚もありません。つまり、我々を取り巻く状況が非常に困難であった為、のんびりと写真をとっている場合でなかった状況だった為です。

 そんな訳で、お・し・ま・い。