GW活動2004

一日目

 5月2日(日)、この日の深夜まで海へ釣りに行っており、午前2時に帰宅して眠っていたところ、サターン君の来訪で起きる。この時点で、今日家に来るのはT君だけの予定で、サターン君は本気で家まで来るとは思っていませんでした。(失礼

 次に、和泉砂川の駅までT君を迎えに行く。合流した後は、3人で軽く朝食を取る。こういう朝も良いものだと実感。ホットケーキを食べている最中、りょう君からTEL!! うわっち!彼も今日合流する予定だった!段取りの悪い僕を許して〜!

 慌てて岩出に戻り、僕の家の前で待ちぼうけのりょう君とも合流。ひとまず、今回のメンバーが揃った所で2004年GW活動の開始となる。

 まず、りょう君の案内で隣町の池まで移動。うわ、この池は場所的に知っていたけど、近付ける道までは知らなかったよぅ・・・、不覚! そんな僕を尻目に、皆は淡々と釣りを始める。

こんな風景

 ・・・。思ったより釣れない。開始より1時間経過したかどうかの頃にサターン君が1匹釣り上げる。が、彼のいる場所が僕のいる所より遠すぎたので、証拠写真記念撮影はパス!僕のいる近場にしてくれよぅ・・・。 それから一時的に全員の士気は上昇したが、この日の暑さも手伝って全員バテてしまう。そんな訳で、ひとまず昼食だ!岩出町駅前の中華料理屋「満月」に足を運んで昼食&作戦会議をする。しかし、小田原評定の如く食事だけが進み、肝心の午後からの作戦展開が出てこないままとなる。

 まぁ、何とかなるさ!で後半開始。向かった池は、昔にりょう君の先輩(HN:暇人君)が54センチを釣った池に直行。まぁ、ここいらで気が晴れるまでの時間稼ぎができるんじゃないの?ってな雰囲気の中で釣りが始まる。そんなムードの中だから、開始20分程でサターン君が1匹釣った時はみんな正直驚いていました。その後にも1匹追加という有様。・・・。

こんな魚

 一方、このまま行ったら存在感が消えてしまいそうなT君だけど、僕とりょう君が見守っている中で痛恨のバラしを披露してくれました。T君の証言によれば、30センチ以上はあったというのだから、無論悔やまれます。だって、T君はここら辺では、まともなサイズや数を取っていない「不幸人」クラスですから・・・。そんなT君も、後程に何とか1匹釣り上げたのですが、やっぱり子バス・・・(禁句

こんな一匹

 さー、これから波に乗って行けるような気がした矢先に、たまたま僕の携帯電話に入った着信履歴と伝言メモを聞く。なんと!サターン君の乗ってきた車は、スモールライトが点灯したままとの事。正に、「天国から地獄」と言わんばかり。急遽釣りを中断して亀田家へ帰還する。急いで戻ってみれば何とか間に合ったみていで、サターン君の車もエンジンが掛かりました。それで安心しきったせいで緊張の糸が切れてしまい、皆の疲れがどっと出る。そういう事で、りょう君は帰宅。サターン君とT君は別行動という事で、今日の分の釣りは一旦終了となる。

 サターン君とT君は、一晩僕の家に泊まりました。二日目に続きます。


ニ日目

 自身、前日の寝る前に目覚ましを4時に合わせていたのだが、起きたのは4時半。やっべー!完全に寝坊だ!そんな訳で、うちの1階に寝ている二人を起こして緊急発進!もちろん、りょう君を拾う事も忘れずに・・・。

 本日朝一番に向かった釣り場は、昨日中断してしまった池に決まりました。着くなり早速戦闘開始!僕は車の後部に座り込んでのんびりと朝食のパンをかじっていると、100M向こうでりょう君が交戦中。数分後、彼が僕のところまでやって来たので写真を一枚。どうやら、朝一番という事でトップ攻勢に出たら見事に当たったとの事。トップで魚を掛けると、確かに気持ち良いよね。

本日一番乗り!本当にこれで満足?

 さー、こうなるとみんなも続けとばかりに躍起になる。りょう君は御満悦状態、サターン君はそれなりに調子よく1匹2匹・・・と釣り上げて行く。僕としてもこの調子の良さは何なんだろう?と不思議な位です。一方、彷徨える子羊・T君は依然良い知らせが入って来ずの有様。3者見事に道は決まったかと思えたんですけど、日が昇りきった頃には、暑さにだらけてしまって、移動を余儀なくされる。

 次に向かった場所は、鮒釣りが先に場所を取っており、尚まともに釣りが出来ない状況だったので早々に移動を決める。

負けじとサターン君も奮起 尚、サイズは不明

 散々迷った挙句、、次に向かった所は、りょう君が過去に実績のあった場所で、今は知ったこっちゃないけど・・・という池へ移動する。フナ釣りの人達が来ていて賑わっており、邪魔にならない場所で釣り始める。しかし、相変わらずという感じで釣れない。溜息ばかりが出てくる。しかし、ここで意外な伏兵が力を発揮したのであった!!

 それは、T君だ!騒ぎを聞きつけた僕とりょう君が駆けつけてみれば、結構なサイズの魚と格闘の真っ最中だった。そこへりょう君が援護に入り決着が着いた。りょう君が水から引き揚げた魚を見た瞬間、これを言っちゃあT君に大変失礼だが、とてつもなく見事であった。

 メジャーを持ってきてサイズを測ってみると43センチ。間違いなく大金星に違いない。僕の記憶では、T君の和歌山最大サイズになるだろう。さっそく念入りに証拠写真記念写真を・・・。まぁ、T君も今までロクな目に遭っていないけど、いつかはやってくれると僕は信じてたよ。(疑

 それから池をちょこちょこ移動するが、反応は無くてよろしくない。だが、所々いくつか移動した先では、りょう君が自作ラバージグで2匹追加。それ以外での結果は誰も出せなかったので、とりあえずはお昼休憩を入れる事にする。

T君が今回釣った大物 尻尾を怪我している模様で、ボロボロです

 昼からは、昨日最初に訪れた池の一つ上の場所にある池へ行く。正直、まともかつ安全に釣りが出来る池は残り少なかったからである。釣り禁止の池ばかりでなかったらこんなにも苦労はしないんだけどな・・・。そんな事を考えながら、ダラダラと後半を開始する。

自作ラバージグでの一匹 満足かな?

 まずは、りょう君が1匹。次にかなり遠くへ行っていたサターン君が僕の見える範囲で1匹、しばらくして後にも2匹目・・・と後半中々いや、上々の滑り出し。何せ、僕とT君は沈黙したままだからね。残った時間も少ないから、正直焦ってしまう。せめて一矢報いるつもりだったけれども、悲しい事に全く音沙汰無しの有様・・・。結局、僕とT君は体力&時間切れで,、引き揚げる事になる。やや強く吹き付ける風が身に染みるよ・・・。

よ〜く見ると、右肩の後ろにうっすらと・・・(恐

 引き揚げてから、今回の二日間の結果を振り返ってみると、りょう君はそれなりに結果を残し、T君は数には恵まれなかったけれども、サイズ的には文句無しが1匹。サターン君に至っては、T君より「明日雨が降る」とまで言われる位に全員の中では数量的に一番だった。 (※T君の予言通り、翌5/4日は和歌山は大荒れの天気でした。

 そして、何より僕は二日間かけて0匹という有様。子バス位は釣れる・・・いや、釣れても良かったんじゃないの?と首を傾げたくなる程の結果の悪さ・・・。各人そんな結果を残しながら、2004年のGW活動は幕を閉じたのであった。

 嗚呼、惨めなる亀田に幸あれ・・・

おしまい