今度は、池巡り

 ・・・になりました。10月12日(日)、T君とサターン君は午前6時頃に和歌山入りし、ほぼパターン化してしまったように「水たまり」下の池へ直行して釣りを始めたようです。

 その頃、僕(亀田)はといいますと、当日午前四時まで仕事であった為、帰宅して一眠りしてから彼らと合流を図る。「あ〜、よく寝た。気分爽快!」等という台詞は自分にとって愚かさを露呈したのか?それとも、"知らぬが仏"と言うように、おめでたい頭の中身を象徴したのだろうか─

 起きてから彼らの様子が気になったのでT君に電話をかける。状況次第では慰めの言葉を掛ける必要があるだろうな〜と思いつつ・・・

愚なのは、僕の方でした・・・

 状況を聞いてガックリ、いや、ポックリと逝ってしまいそうな感じでした。いや、もう予想外の事態で言葉を失ってしまう始末。なんと、僕の予想に反して、既に二人は40オーバーを5〜6匹も釣り上げていたという結果報告でした。

 まぁ、ええわい。ここから巻き返せばええし・・・とか思いながら出発する。

 まず、紀ノ川・川辺へ。何故、休日人が大勢入っていて釣りにくいポイントなんかへ行くのか?といいますと、今までT君を紀ノ川へ連れて来た事が無かったからです。ついでに、雑誌やメディアで"紀ノ川は良い所"なんて信じていた訳なので、そんな思想は払拭してしまえ!とばかりに厳しい紀ノ川の現実を見せる。これでわざわざ遠出して来る程価値のある場所でない事が分かっただろう・・・

 気が済んだので移動。ちょっと早いけど昼食にする。岩出のい○膳にて仕事関係(とり●え食品)の方と会う。そりゃ、正直驚くよ・・・。

 食事を済ませて更に移動。岩出町に隣接する町を回って釣り続けるが、釣れねぇ!!しかも、熱い・・・。結局、移動を何度も繰り返す。次々と行き先を考える僕も降参寸前。結局、喫茶店に寄って一服した後、「水たまり」の下へ行く。

 さーて、最後の勝負と行きますかぁ〜★ってナ感じで再開。このカバーだらけの池で二人は、高い場所から藻の切れ目にテキサスを投下して探る戦法に出る。さすが、近頃ここに通いつめているだけはあるな〜等と悠長に構えていたせいか、僕は全く無反応ナリ。ちなみに、僕はフロッグを投げまくるという御粗末な戦法です。魚じゃなくてウシガエルは釣れているんですがね・・・

 そんな馬鹿をやっている一方でT君が30前後のサイズを2匹釣っていた。それが一種のプレッシャーとなっていたせいか、魚が飛び出してきた二回のチャンスを見事な失策と言わんばかりに逃してしまう。

 それから20分粘るが、何の進展も無く終了を迎える。二人にしては、既に早朝で満足していたのだろう、非常にあっさりと引き上げてしまった。その一方、僕は「最近海ばっかり行っていた事を理由にしていると思われるのは嫌だなぁ〜」とか考えながら今回の失敗についての要因を考えて悩んでいたが、「ま、次で何とかするか」という考えで納得してしまった。

 思えば、今回が一番冴えない釣行だったのではなかろうか?情けねー!